バージニア育児便り

バージニア在住主婦のつぶやきです。

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小さなたまねぎさん、ばしん!ばん!どかん!

こんばんは。
火曜日ですね。
今日は比較的暖かいバージニアです^^

さて、昨日小包に入っていた絵本のうち2冊の内容を紹介をさせていただこうと思います^^
2006年10月の絵本


まずは「ばしん!ばん!どかん!」
これは元々は外国の絵本です。
それが翻訳されている本なのですが、私が興味深く思った点がいくつかありました。
この絵本は物語のように話のつながりはありません。
どちらかというと、色々な表現をする音の紹介がされている辞典のようです。
日本語の素晴らしい点の一つとして、世界中にあるどんな言語でも日本語で言い表せない言葉はないのだそうです。
そしてもう一つの日本語の特徴は、擬音語が多い事。
例えば雨を表現するのにも、ざーざー、しとしと、じっとり、ぱらぱら、色々な表現法があります。
皆さんが普段何気なく交わしている会話の中にもたくさんの擬音語が入っていると思います^^
そしてその擬音語がちゃんとみんなに共通している所を考えればどれだけ浸透しているかが見えてくるかと思います。
そういう日本語の魅力の一つである擬音語が余すところなく紹介されています。

でもよく考えてみるともともとは外国の絵本。
外国語でも同じような表現が可能なわけです。
外国語だと物が落ちる音「どさん」はどう表現するんだろう。
高い鐘の音「チーン、チーン」低い鐘の音「ゴーンゴーン」は?
などと大人には想像力をかきたてられる絵本です。
そして子供にはたくさんの擬音語に触れるよい機会を与えてくれるんじゃないかな^^
ただね、一ページにその擬音語がかなりたくさん載っています。
外国の絵本に多いパターンそのもので、ページ数も多いのです。
だから気合を入れて読み聞かせするにはちょっと不向きかな。
子供は音だけで表現される世界を楽しむかもしれませんが、大人にはちときつい(笑)
実は届いたものの、まだこごまに読んであげていません。
こごまに読んであげる前にブッククラブの絵本はいつも私が待ちきれずに先に目を通すのですが、最後の2ページあたりは一つ一つの擬音語を楽しむ事はせず、絵だけ見てぱらぱらっとめくってしまいました(--ヾ

一度目を通せば最近書かれた絵本でないことはすぐわかると思います。
というのは最近の子供達には当たり前の音であろうPCのキーボードを叩く音や、マウスをクリックする音、テレビをつける音、消す音、電気をつける音、プリンターが紙を吐き出す音、シュレッダーの音など、機械的な音が無いんです。
私達親にはちょっと懐かしく感じるかもしれません。
そして子供達は新鮮に感じる事でしょう^^

次の絵本はせなけいこさんの「ちいさなたまねぎさん」
内容は台所に住むじゃがいもさんがねずみにかじられてしまいます。
そこで、次にねずみが来たら台所の住人達(やかん、おたま、お皿、コップなど)が力をあわせて退治することを約束。
夜になるとまたねずみがやってきました。
ねずみは台所の住人達の攻撃をやすやすとかわし、じゃがいもさんの元へ!
でもじゃがいもさんとねずみの間にたまねぎさんが立ちはだかります。
ねずみはたまねぎさんの頭をガブリ!
たまねぎさんの汁のせいで、目から涙、口はひりひり。
ねずみは「痛いよ~」といいながら逃げていきました。

という内容です。
う~ん・・・・・私はとっても複雑な心境で読み終わりました。
最後の最後の言葉がねずみの泣き言なんですよ。
「たまねぎさんありがとう」でもなく、「それいらいねずみは台所に忍び込むのを辞めました」でもないの。
終わりが終わりらしく締めくくられていない、最後があまりはっきりしない、英語ではこういうエンディングをクリフハンガーと呼ぶのですが、せなけいこさんの絵本らしく今回もクリフハンガーです。
一見解決されているように見えますが、「で?ねずみはどうなったの?」と疑問が残るんです(笑)

3匹のこぶたや、7匹の子ヤギのお話では狼が出てきますが、狼が逃げ出してしまうところで終わる絵本もありますし、ちゃんと最後までおなかに石を入れられた狼が、のどが渇いたので川の水を飲みに行きおなかの重さで川に落ちて死んでしまうところまで書いているもの(7匹のこやぎ)もあるかと思います。
私は後者が好きなんです。
それは狼がまた襲ってくる心配がないから。
そういう意味で私はねずみがまた来るんじゃないかと「ちいさなたまねぎさん」では大きな疑問と恐怖が残る。

多分子供は絵本の意味はあまり考えずそのまま受け入れるので、私のような違和感はあまり感じないかもしれません。
またそのようにすんなり受け入れられるのであれば将来「風と共に去りぬ」や「怒りの葡萄」「ゴリオ爺さん」などクリフハンガーで終わる作品を素直に楽しめるのかもしれません。
そういう作品も多いですよね。
そういう作品にはそういう作品の良さがありますので、否定はしません。
むしろ私自身はそういう作品を楽しみたいなと思うのですが、なかなか思うようにはいかないものですね(笑)
どうしてもどうなったのかが知りたい!

私と同じように感じる人は多いらしく作者は「あの物語はあれで終わったの」っと言ってるのにも関わらず、「風と共に去りぬ」の続編を書いてくれるようにたくさんの手紙が読者から届いたそうです。
そして作者の死後、遺族の方が手紙の多さに動かされて作家を募集し審査をしてオリジナル作家、ミッチェルとは違う人が続編の「スカーレット」を書いていますが、私はあまりの違いにショックでした。

おっと、絵本の話からだいぶずれてきてしまいましたね。
もう少しで語り続けるところでした。

「ちいさなたまねぎさん」ちょっと怖いけれど、みんなでじゃがいもくんを守ろう!という暖かさも伝わってきますし、住人達がねずみ退治に失敗してしまうところもかわいらしいです^^
興味のある方はぜひぜひ本屋さんでチェックしてみてください^^

絵本の内容紹介だけの予定が長々と日本語の擬音語について、クリフハンガーを使った話についてお付き合いさせてしまいましたね。
すみません。

明日は水曜日ですね。
週の真ん中だ♪
もう少しで週末ですよ。
頑張って乗り切りましょう~!
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Comment[この記事へのコメント]

こんにちは。 

擬音語ってすごく面白いですよね。
日本語と英語の差もすごく気になります。
動物の鳴き声とかも日本語ではこういう風に聞こえるのに、英語では全く違ってるとか。でもそういうのを見つけるのってすごく楽しいですよね。
  • 子供と英語がんばるぞ! 
  • URL 
  • at 2006.10.04 14:49 
  • [編集]

なるほど 

擬音語っておもしろいけど延々と続くと大人は飽きるよね。
感情ってのも入りにくいしね。
これは逆に自分で読めるようになった時に真価を発揮する絵本ですね。文字があっさりしている分読書初心者向きよね。あ、ご主人様が日本語を読むのに適しているかも!?

スカーレットごまさんが実は終わりなきストーリーが苦手なんですね。わかります。なんか最後が想像できそうな中途半端な終わり方はまだいいけど、想像すらできないような中途半端さはいけません!
でも作者じゃない人が勝手に続きを作るのはもっといけませんね。
せなけいこさんの絵本は下の子の園でも大人気と聞いて8冊買いましたが、わたしも保育士に「え!!こんな終わり方で子供納得しますか?」って聞いたら「大人と違ってみんな大好きなんです」って。貼り絵みたいな絵は素敵ですよね。
  • kuro 
  • URL 
  • at 2006.10.04 20:42 
  • [編集]

子供と英語がんばるぞ!さんへ。 

こんにちは。
子供と英語がんばるぞさんも、擬音語お好きなのですね。
私も音で伝える楽しさっていいなと感じています^^

そうなんですよね、動物の鳴き声って国によって表現方法がことなり聞いたことのない擬音だと「え~違うよ。XXXだよぉ~」なんて笑って話が盛り上がったりする事があります^^
  • ごま 
  • URL 
  • at 2006.10.05 03:45 
  • [編集]

Kuroさんへ。 

こんにちは。
そうなんです、大人は飽きてきてしまうんです(T-T)
擬似音を本物に近いように伝えようと力を入れると疲れるし(笑)
なるほどぉ~、自分で読んだ時に真価を表すのかぁ。
そんな風に考えませんでした。
なんか目からうろこです。

そうなんです、スカーレットごま(笑)はどうしても納得したいタイプ。
だからしっかりつじつまを合わせてくれるハリーポッターが大好きだったりします^^ヾ
ね~、オリジナルの作者じゃない作家が続編を書くなんてもってのほかですよね!
ミッシェルのご遺族の方お金が欲しかった?と失礼なこと考えてしまいました。

Kuroさんはせなけいこさんの絵本8冊も持ってらっしゃるのですね!
でもあれってどうして人気なのだろう。
その秘密があまり理解できないでいる私です(T-T)
あの独特のちょっと暗いところがいいのでしょうか。
子供の感覚ってやっぱり大人と違うんですね。
  • ごま 
  • URL 
  • at 2006.10.05 03:57 
  • [編集]

こんにちは(^^) 

擬音語の絵本、いいですね!日本語の中には、さまざまな擬音の表現がありますものね!英語ではどうやっていうんだろう?
おもしろそうです!

「ちいさなたまねぎさん」読んでみたいです!
私は結構、疑問が残る、読み手の想像をかきたてる終わり方も好きです(^^)クリフハンガーっていうんですね!
このあと、ねずみはもう来なくなったのかなぁ~?
それぞれの考えを聞くのもおもしろい!

でも違う作家が続編を書くより、そのまま疑問がのこる方がいいのでは・・・??と私も思います(^^)
  • しゃらまむ 
  • URL 
  • at 2006.10.05 08:11 
  • [編集]

しゃらまむさんへ。 

こんばんは。
今日勇気を振り絞り擬音語の絵本を始めてこごまに読んであげました。
意外にくいつきがよかったので、やっぱり大人の感覚と違うんだと痛感したしだいです。

「ちいさなたまねぎさん」ですが、やっぱり私はねずみがまた来たのかとっても気になる(笑)
でもこごまは気に入ったようで今日も読み聞かせを頼まれました。

しゃらまむさんはクリフハンガーも上手に受け入れて楽しめちゃうのですね^^
そういう感覚素晴らしいと思います。
でも本当、違う作家が続編書くのは、ねえ~私もどうかと思います。
  • ごま 
  • URL 
  • at 2006.10.05 12:15 
  • [編集]

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