バージニア育児便り

バージニア在住主婦のつぶやきです。

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人種差別(A class divided)

こんばんは。
ここ数日なぜか暖かい日が続いています。
朝地面が凍っていたのに、ここ2、3日それも見られず。
朝外に出ても全然寒くなぁい。
どうしちゃったんだろう。

今日は私が読んでる本を紹介させてください。
A class divided


A class divided という本です。
今Education 200といって、教師になる為のクラスを取っているのですがそのクラスの先生がぜひ読んでくださいと薦めていた本です。
学校の図書館から借りてきたのですが、お勧めの理由がわかりました。
この本の題材となった出来事は1970年とけして最新とはいえませんが、アメリカらしい本だと思います。

人種差別について子供達が学ぶ実話の本なのですが、登場する先生は白人で、生徒も全て白人の小学校3年生です。
先生が子供達に「差別される気持ちわかりますか?本当の意味で差別される事を体験しますか?」という質問。
子供達は同意します。
そこで先生は目の色でクラスを二つにわけました。
青い目の生徒と、茶色(緑も含む)の生徒。
一日目は青い目の生徒を優遇。
休憩時間を5分延ばしてあげる、教室の一番前に座れる、カフェテリアに先にいける、ロッカーを使う順番も先、そして極めつけは先生自身が子供達を目の色で差別するんです。
「青い目の子は本当に学ぶのが早いわね~。それに比べて茶色の目の子達は教科書もちゃんと開けない!」という風に。

そして二日目は全く逆で茶色の目の子達が同じ条件で優遇されます。
そしてもちろん、青い目の子供達は先生から差別を受ける。
そこで子供達がどのように感じ、何を学び、どのように変わったのかが書かれています。
とても興味深いです。
子供たちの素直な反応が聞けるのもまた嬉しい。
どの子供も「肌の色は関係ない。肌の色で差別されるなんて不公平だ」と身にしみて感じ取っていきます。
身をもって学んだことだからこそ、間違った偏見は拭い去られていきます。

一人の生徒はスクールバスの中で高校生のお兄ちゃんたちが「お前らのクラスの先生は黒人が好きなんだって?ならお前らも黒人好きなんだろう?」*本の中では黒人ではなくもっと強い差別用語が使われています。
といわれますが、次の日すぐに先生に言います。
「先生!僕らって凄いんだよ!高校生のお兄ちゃんたちにあんなこと言われたんだけど、そういうことってとってもいけないことなんだ!肌の色で差別してはいけないことくらい高校生になってもしらないんだよ!でも僕らはちゃんと知ってる」

そしてもう一人の女の子は家に遊びに来ているおばあちゃんが黒人を差別して総称するのを聞いて歩み寄り、きっぱりと「おばあちゃん、私の家でその言葉は使わないで。もしおばあちゃんがその言葉を使い続けるのであれば、私はおばあちゃんがいる間は顔を合わせません」と言ったそうです。

私のつたない言葉では本の面白さって伝わらないかと思いますが、アメリカでは学校の先生が教師の卵に推薦する本としてこういう本を取り上げるんだな、ふ~ん、くらいに受け止めていただけたらと思います。

今日この本を紹介してもらったクラスに行くと私の犯罪歴調査の結果が送られてきました。
もちろん犯罪ありませんよ(念のため)
これが来たのでこの間お話した学校訪問が可能になりました。
再来週辺りからいけたらなと思っています^^

私はアメリカに住んで5年目になりました。
それでも義務教育は日本で受けてきましたし、息子もまだ就学年齢には達していないので私にとってアメリカの小・中・高校は未知の世界です。
アメリカの教育現場にも良いところ、悪いところあるかと思います。
そのどちらも客観的に見つめ、ブログに遊びに来てくださる皆さんと考え、良い所をどんどん取り入れていけたらなと思っていますのでアメリカの学校現場についても紹介させていただくつもりでいます。
これからはちょっと今までと雰囲気が変わってくるかと思いますがお付き合いいただけると嬉しいです^^

週末ですね♪
う~ん、嬉しい!
ではでは皆様素敵な週末お過ごしください。
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Comment[この記事へのコメント]

すごくためになりました 

まだまだ差別があると聞いていましたが、この本は素晴らしいですね!

日本は単一民族なので人種差別は余りありませんが(目に見えやすいものは)そのかわり恐るべきいじめがあります。

先日もいじめを苦にした6年生の自殺がありました。
いじめを訴えた遺書を残し教室で首を吊ったのです。

まだわずかしか生きてないというのにどれ程苦しい思いをしたでしょう。

それなの教育委員会はいじめの事実は確認されていないといい、遺書を握りつぶそうとさえしたのです。

都合の悪い事は隠すのではなく、どうしたら今後に生かせるのか日本のトップは真剣に悩むべきです。

この本、日本でも広く読まれると良いですね!
  • うっかり主婦 
  • URL 
  • at 2006.10.06 15:36 
  • [編集]

NoTitle 

興味深い本ですねぇ。 私もこっちで子育しているので、とっても関心があるトピです。 とりあえず、まずは家庭が基本単位だと思っているので、うちの中で、差別してもいいという観念がなく子供が育って行けるよう、日々過ごしていますが。 難しいですね~。
学校訪問できる事になったそうで、おめでとうございます!! 私も日本で育ったので、こっちの子がどんな風に教育されていくのか、学校がどういうシステムなのかいまいち???状態。 小学校、中学校、高校も未知! なので、ごまさんが体験した事、ここでアップしてもらえると大変助かります~!! 
  • ジーン 
  • URL 
  • at 2006.10.07 00:36 
  • [編集]

ごまさん、いつもありがとう。 

‘ふ~ん’ なんて見過ごせませんよっ。
この本を詳しく読み入ってみたいなぁ。
英文はよめないんだけど・・・しかし、ごまさんのお話のなかから得られるものが充分にありました。
子育てをしていくうえにも、必要な取り組みですね。
わたしたち一人ひとりがしっかりとした意識と強さを持つべきですね。


↓↓せなけいこのお話なんですが、
わたしは後引きものが好きです。
いつまでも忘れずにいられるから。いつまで~も掻き立てられているのは、わたしにとっては苦しくもこそばゆくも良い刺激と感じられます ^v^

せなけいこの‘ねないこだれだ?’だったかな?
夜にいつまでも目を開けているとおばけに連れていかれちゃう・・・
そのまま本が終わってしまうお話。
あれだけ知っています。
保育園での読み聞かせに参加していた母のわたしの方がいまだにひこずっています・・・こわい。
ねずみと台所の仲間たちの話、面白そうですね。


  • Gaju 
  • URL 
  • at 2006.10.07 02:21 
  • [編集]

うっかり主婦さんへ 

こんにちは。
そうなんですよね~、日本だと目に見える形での人種差別は同じ国民同士ではあまり見られないことですが、いじめが凄いようですね。
いじめのひどさには閉口させられます。
なぜいじめるんだろう。
いじめられた人の痛みをしらないからなのでしょうか。
それとも家庭で何らかの問題を抱え、それが自分の中で処理し切れなくていじめという形で発散されてしまうのでしょうか。
私もまだまだ学ぶべきことがたくさんあります。

6年生で自殺ですか。
どんな辛い思いをしたんだろう。
いじめた側もかなりのショックを受けているとは思いますが、事が起こってからでは遅いですしじめた側は自分がした事は臭いものにはふたをしろで他の子達と話し合うことはしないと思うんです。
そうなると握りつぶされた一つの命は何のために握りつぶされてしまったのだろうと考えさせられます。
これって家庭内だけでは処理のしようがないんですよね。
いじめが起こっているのは学校現場なのだから。
はぁ~心苦しいです。

子供達が安心して通える学校、そんな学校を何時の日かみんなで作っていけるといいですよね。
  • ごま 
  • URL 
  • at 2006.10.07 04:36 
  • [編集]

ジーンさんへ。 

こんにちは。
本当にジーンさんのおっしゃる通りで人種差別は家庭から始まる事が多いように思います。
今回紹介した本にも書かれていました。
子供達に悪気は無いんです、でも家庭やテレビ、映画、上級生の言葉から聞こえてくる言葉を鵜呑みにしてそのまま「黒人はXXXだ」「黄色人種はXXXだ」「肌が赤い人たちはXXXだ」などと知ってるような事を言うところから始まるようです。
知り合いの小学校教員の話なのですが、クラスで朗読をすることになり読みの強い子を長めに設定したらたまたま白人の子が眺めの朗読をすることになったそうです。
そこで子供達から出た言葉が「先生は白人だから」だったそうです。
この言葉の影に大人の姿がはっきりと見えたとその方はおっしゃっていました。

家庭で差別をしなくても、外から持ち帰ってくることもあるので本当難しいですよね。
私もこれから色々な対処をしていかないといけないと思います。
どうこごまに教えていこう。そればかり考えてしまいます。

ありがとうございます^^
本当、外国の教育システムって未知の世界ですよね。
クラスでもとても細かな観察を求められていますので、そういうところもUPしていきたいなと思っています。
少しでも「あ、そうだったのね~」と思っていただけるように頑張ってきますね^^
待っててね~。
  • ごま 
  • URL 
  • at 2006.10.07 04:48 
  • [編集]

Gajuさんへ。 

こんにちは。
とても興味深い本でした^^
昨日はちらっと触れただけでしたが、もう一つ御紹介したい興味深い内容があったのでそれも紹介しますね^^
私も、Gajuさんのおっしゃるように一人一人の意識がとても大切だなと感じています。
自分と違うからと人を差別しない、ありのままを受け入れてくれる強さを子供達には持って欲しいものです。

Gajuさんは後引きずりものがすきなのですね^^
物事をじっくり考えるGajuさんらしいです。
我が家にも「ねないこだれだ」ありますが、あれ怖いですよね(笑)
私も「え?連れ去られて終わり?」と怖くなりました。
最近こごまも怖いと感じるようで、読ませてくれなくなってしまいました。
今回の「ちいさなたまねぎさん」もちょっと暗めの絵なのですが、こごまは大好きなようで今日も朝から5回読まされました(--ヾ
  • ごま 
  • URL 
  • at 2006.10.07 04:52 
  • [編集]

こういうの 

確かNHKでアメリカの授業風景を放映する番組があるんだけど、一度やってたような気がします。
なんか映像として頭にあるので、多分あの番組で紹介していたような・・・・・不確かです。

でもこういうのよくわかります。
私がアメリカでホームステイした家は未亡人の白人女性の一人暮らしの方で空いてる部屋を学生に貸して小金をもらうくらいの感覚の方だったので、私と同時期にドイツ人の白人の学生、中国人の女子学生の3人住んでたのですが、思いっきり露骨に人種差別されました(汗)
最初何が起こっているのかわかんなかったですよ・・・海外はハワイとグアムしか経験無かったし、暮らしたのが初めてで差別ってわからなかったけど身をもって体験しました。
ドイツの子だけホストマザーが自家用車で送迎してるし、
とにかく露骨に褒めるの「○○はホワイトギャールで私と気が合うんざます」って感じでしたよ。
私こういうのが差別なんだって思って、ついこっちも態度に出るんですよね・・・・どうせ私は・・・・みたいに。
ほんとに不思議な感覚でしたね。

このホストマザー私に中国人の学生の悪口も言ってきて「あなた日本人でしょ。あの子に言っておいてね」って言われて目が点でした。「中国、韓国、日本みな一緒」みたいなよくある間違いもしていらっしゃいました。
  • kuro 
  • URL 
  • at 2006.10.07 17:50 
  • [編集]

とても嬉しいです。 

ごまさん。私はこういう記事大好きです。
そうしてとても興味があります。
そうして、とても参考になりました。

アメリカの学校のこともとても興味があります。
これからのブログも期待しています!!

私ごとになりますが、実家から戻ってきました。
食べ過ぎて、太ってしまいました!!ぎゃー。
神奈川でまた普段の生活です。
やっと落ち着いてブログにもお邪魔させていただく時間ができて、嬉しいです。
これからもごまさんのブログ楽しみにしています!
  • サン(a gabby duck) 
  • URL 
  • at 2006.10.08 08:46 
  • [編集]

Kuroさんへ。 

こんばんは。
あ!Kuroさん、Kuroさんがご覧になったという番組この本じゃないかと思います。
というのは、この先生が行った授業がかなり話題になり、ドキュメンタリーとして授業風景も含めてアメリカで放送されたそうです。
ビデオも売っていたそうですよ。
そして、ついこの間もテレビで取り上げられていました。
アメリカの教育学の中では結構有名なようなので、それが日本で放送されたとしても私は大きな驚きではないかも!

ところで、ホームステイ先で差別を受けるなんて。。。
悲しい現実ですね。
しかもあからさまな差別って自分で大丈夫だと思っていてもやっぱりどこかにダメージが来ている場合があったりといいことなし(T-T)

あはは~(笑)
笑っちゃいけないかとは思いますが、あまりにもわかりすぎます、中国、韓国、日本の区別がいまいちわからないアメリカ人。
私も何度も「私は日本人よ。」と言っているのに必ず「中国ではXXXでしょう?」と聞いてくるクラスメイトがいます。
そこで先生が「あれ?あなたは日本よね?」と聞くので「はい、そうです」と答えているのに「だから中国では。。。」なんちゃらかんちゃら言うの。
相当わからないんだなぁ。と思います。
でもいくらなんでも、違う国だといってそれを理解できないっていうのはどうなんでしょう(笑)
アメリカが他国に興味の無い大陸の島国と呼ばれるのはこういうところなのかしら。
  • ごま 
  • URL 
  • at 2006.10.09 13:06 
  • [編集]

サンさんへ 

こんばんは。
暖かいお言葉ありがとうございます^^
今回の本の紹介を通して、色々な方の意見や経験談、考え方などを知る事ができ本当によかったなと思っています^^

アメリカの義務教育ってどうなってるんでしょうね~。
出来れば来週から見学にいけたらと思っていますので、行き次第UPします。
待っててね~。

そんなことよりも、サンさん!
無事に神奈川に戻られたのですね。
きっと充実した里帰りだったと思います。
お帰りなさい。
ブログでのお土産話楽しみにしています。
  • ごま 
  • URL 
  • at 2006.10.09 13:22 
  • [編集]

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